ノルウェー

走ることから見出したもの。

ここ数か月スノーボードよりもどっちかというと走ってます。このブログを見てくれてる人の中には「スノーボードか走るのかはっきりしろよ」みたいに思ってる人もいらっしゃるかもしれません。

なんで皆走るんでしょうかね?しんどいのに。

健康のため?体力づくり?フルマラソン達成したい?
1人1人に理由があると思います。

今回は僕にとっての「走る」を皆さんにお伝えします。

走るのは得意じゃない

別に僕は走るのが得意ではない。

小学校からの大学生までの学生生活を振り返ってみると足が速いわけでも体力が人一倍あるわけでもなく、どっちかといえば中学、高校と年齢を重ねるにつれて体育祭では悔しい思いをするほうが多かったし小学校の頃ほぼ満点だった体力テストも平均値に落ち着いていきました。

でも短距離ってなかなか努力でどうにもならないんですけど、長距離だけは根性さえあれば食らいついていけるというのが僕の自論。だから昔から100mよりも1500mの方が好きでした。大して速くもなんともなかったんですけどね。高校の時の1500mの体力テストは確か5分35秒くらい。

中学校まではサッカーをして走る機会は多かったものの、高校から大学にかけてはヨットとスノーボードたまにスケボーみたいな感じで走ることとは無縁なスポーツをしていました。自分で走ろうと決めなければ走らない期間が7年くらいあったわけです。

そんなこんなで特に頑張って走ったりはしていません。走る義務はなかったし。

でも1カ月に1回くらい「毎日、朝ランニングしよう!」、「10kmランニングだ!」と奮い立つ瞬間があり、思い付きで走っていました。一応頭の中には常に体力は落としたくない、スノーボードうまくなるためには体力は最低限不可欠みたいな観念があったんでしょうね。

でも結局は三日坊主で全部中途半端に終わっていきました。

2015年4月社会人生活がはじまる

スノーボードまだまだ上手くなりたいという意思を持ったまま大学を卒業。

社会人生活がはじまりました。

そこで直面したのが「出社→業務→ご飯→チル→寝る」のルーティーン。はじめの1カ月で悟りました。

「このままこれを繰り返していたら俺の身体的な成長は完全に終了する!!」かなり焦りました。
こんな感じで気づいたらアラサーになってて体も動かなくなってきて夢なんて本当に夢で消えて終わっていく。

会社が終わってからキングスに行く時間もトランポリンに行く時間もない。

手軽に自分の身体の能力を保ち続ける方法・・・答えは「走る」でした。
道具も何もいらないし帰ってすぐに出来るシンプルさ◎。

2015年5月くらいから週2~4のペースで7~10kmを走り始めました。家の周りがめちゃくちゃ走りやすい環境というのも後押しになり、回数にばらつきはあるものの今回は続きました。スマートフォンのアプリで距離や1kmあたりの時間を計算できるのもモチベーションになりました。

走ることで見出したこと

自信

走ることを続けていれば自分をより信じられるようになりました。
去年の5月から走り始めたくせにレースは積極的にエントリーしていました。
しかもどうせ走るんだったら道より山の方がおもしろそうじゃんっていうことで一般的にマラソンよりキツイと言われているトレイルランだけエントリー。
結局参加した全レース完走しましたし、最後11月に出た大会はそこそこ速いタイムになってました。

この前のオスロマラソンもはじめてだったけど3時間半に近いタイムでしたし。
途中へばりそうな場面だらけでも、そこを越えられるとまた自分のことが好きになる。

その達成感が気持ちいい。スノーボードで新しい技が出来た感覚に似ている。

達成感を感じる→自信になる

この達成感はフルマラソン走り切らなくても自分の決めた距離を決めたタイムで走り切れば毎日感じられます。

走って自信を確認してるんです。
(よく自信をなくすんで・・。)

今の僕が身を置いている状況は自分を信じられないと成り立たない。

同じ会社を同じ時期ほぼ同じ理由で辞めたドラマーのまきおくんもそうだと思う。
大学中退のブログについて思うこと。-ドラマーのまきおのブログ-

いい文章書いてます。

体力

これは間違いなくつきました。学生時代をはるかに凌ぐ体のキレです。

去年走り始めた時、僕の10kmの1kmの平均タイムは5分15秒くらいでした。

今は、1kmの平均タイム4分30秒を切ります。
タイムを意識して走ったことがある人なら分かる数値だと思いますが、このタイム結構しんどいですよ。

この伸びしろもランニングが続いた理由の一つです。

人を幸せにするのは、『クオリティー』ではなくて、『伸び率』だ。
テストで、いつも95点とってる奴が96点をとっても、それほど幸せではないが、いつも0点の奴が50点をとった時は、「うきょー!」と声をあげる。
クオリティーでいえば、当然、95点の方が上なんだけれど、「どっちの方が幸せか?」というと、この場合だと、50点とれた奴の方が幸せだ。

byキングコング 西野 オフィシャルブログ

そういうことなんです。初心者の僕からしたら伸び率しかなかったわけで記録が伸びまくりました。
ここからなかなか伸びないというくらいのタイムまで来ちゃいましたが、僕と勝負したいい人いたら受けて立ちますよ!

根性

古くさい?

でも僕は根性は絶対に必要だと思ってます。

毎回ランニングするときは絶対にベストを出そうとします。
「今日はジョギングでいいや」は僕にはありません。

あと1秒早ければとか、あとちょっと頑張ってたらベストタイムだったのに・・・。みたいなことが多々あります。

だから後悔しないようにラストは根性でねじ込みます。

ねじ込めないの分かっててもねじ込もうとします。

この「根性でねじ込む」がいつか紙一重の場面で”会心の一撃”を叩き込んでくれることを願って。

あるアーティストの影響

実はこの記事を書くにあたって一番書きたかったのはこのことかもしれない。

UVERworldというバンドを中学校から応援しています。
当時、同じ滋賀県出身で「こんなにかっこいい音楽やるバンドがあるんだ」と衝撃を受けたのを覚えています。

そんなUVERworldの僕の当初のイメージは”すかしたかっこよさ”でした。とくに感情が揺さぶられることはありませんでした。

それが年々スタイルが変貌していき気付けば暑苦しいことを吐きまくるバンドになっていました。もちろん良い意味で。

そしていつからか彼らが放つメッセージが人生の節目節目で僕の背中を後押しをするように。

そして去年の夏UVERworldはPRAYING RUNという走ることをテーマにした曲をリリース。

UVERworldのTAKUYAは3年くらい前から毎日10kmを走っている。走る人という専門誌にも特集されるレベルです。
TAKUYA∞(UVERworld) “走るひと”の姿Vol.1 – スポーツナビDo

たまたま走り始めた時期とこの曲のリリースが被ったんです。

この曲を聴いたとき体に電撃が走りました。

感じ方は人それぞれ。でも僕の感情は揺さぶられました。

お経みたいに毎日会社に行くとき帰るときも走るときもこの曲を聴き続けました。

もはや念仏レベルですよ。

気付いたら再生してるっていうか、自分の気持ちの炎を消さないためっていうか。

なんていうか説教くらっているような気分にもなりました。

文字に落とすとすっごい安っぽいんでこれくらいにしますが被ったんですよ、彼らが吐く言葉と俺の心の中の声が。

今の自分の決断はこの曲なしでは成り立ってません。

そして気づくと、ちょっとTAKUYAのことを意識しながら走るようになってました。

同じ滋賀県で走ってるので「もし出会っても絶対負けないわ。」とか思いつつ。

で、満を持して今年のRedbullのwingsforrunというイベントでTAKUYAと対決する機会を手にするわけです。

このイベントゴールが追いかけてくるっていうちょっと変わったイベントで、TAKUYAが公言していた距離を出す実力が自分にはありました。

TAKUYAよりもいい記録をだせば直接話せるので、PRAYING RUNのお礼を言おうと思っていたわけです。

が、見事に負けました。

俺の記録も25kmで別に悪くない記録なんですけど彼は余裕でその上をいってました。

まだまだ俺は彼に会うにふさわしい状態ではないです。でもいつか…と考えながら。

このPRYING RUNで好きなフレーズがあります。

“いつか誰もが驚くような奇跡がこの身に起きたとしても、きっと僕だけは驚きはしないだろう、起こるべき奇跡が起きただけさ”

自分を信じるために走り続けます。

続く。

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