スノーボード

いつの間にかスキー場を動かしていた話

16-17シーズンの初滑りを10月19日にしました!
インスタにもFacebookにもあげてたやつです。

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この写真だけ見たらすごい普通に楽しんだように見えますけど、実はここに行きつくまでかなり苦労しました。

かなり苦労しました。2回言いますとも。笑

ブログではそのバックグラウンドを紹介します。

いくぞGeilo!!

このGeiloトリップの概要を初めにざっくりと。

Oslo central stationから18日23時半の電車に乗り、Geiloに19日深夜3時に到着。
帰りは19日15時半の電車に乗って、Osloに19日19時に戻ってくるというプランです。

僕の中での山場は、深夜3時に到着した後、翌朝8時くらいまでは野宿というポイント。
というかそこさえ抑えとけばこのトリップは余裕なはず。

脳内シュミレーションは完璧だったんですが・・・・

Geiloに到着

ストライキの鉄道運行停止などに翻弄されながらも予定通り到着。

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着いたら雪と雨の間くらいの物体が降っていました。ここで一瞬テンションはあがる。

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でもどっちかというと雨なので野宿勢には厳しい状況。
そしてノルウェーおきまりの駅の周りには”なにもない”。

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気温は0℃。

やや寒いのでせめて屋根が欲しい気分。
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こんなに電気ついてるのに22:00以降は施錠されていて使えません。

え、これリアルにスーパーの前とかの微妙な屋根で寝るしかないのかと思っていたらそれっぽいのを発見。

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ただのロッカールームだったんですけど、自動施錠5分前に転がり込んだのでなんとか屋根を確保出来ました。

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サバイバル力がこっちにきてグングン伸びています。

こんな慣れない環境でも普通に爆睡してしまって8時半起床(やや寝坊)

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すっきりしない天気ですがスキー場に向かいます。

スキー場がどこか分からない問題

事前に下調べはしたつもりでしたがいざ着いてみると自分はどこに向かって歩けばいいのか分からなくりました。

というのもGeilo ski resortが大きいんです。

知ってる情報はスクショでとった画像。

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とりあえずスーパーの店員さんとかに「これどこ?」って聞き始めるところからスタートしました。

そしてはじき出された場所が・・・・・

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徒歩約1時間!!!!(当初の予定では徒歩8分)

教えてくれた人は「そこは歩いていくところじゃないよハハハ」と苦笑い。

お金使いたくないとかあったんですが葛藤の末・・・・ギブアップ!!電波もないから迷う可能性が高すぎるし滑れなかったら本末転倒です。

タクシーを呼んでもらうことに。
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ski resortのはずなのに自分以外のスノーボーダー、スキーヤーを1人も見かけない謎。

とはいえスキー場が近づいてくると道に雪が見えだして、ここでちょっとテンションがあがる。

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Geilo(HAVSDALEN)に到着

念願の、、、雪だ!!!!!!
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いや・・・!!??

何かがおかしい、おかしい、おかしい!!!

スキーヤーどころか人が1人もいない、しかもリフトも動いてない!!!

もはや人の気配すら感じません。

バイバーイと陽気に去っていくタクシー。

その時悟りました。

そう今日は・・・・・

定休日!!!!!!(HPには書いてなかった)

失望とか呆れとかいろいろ通り越して半分笑えました。

お金も時間もかけて苦労して来たのに定休日で滑れませんってどんだけダサいんだよ・・。

「いやでも営業開始がお昼からかもしれない」という勝手な希望を自分の心に宿して、誰もいないスキー場をうろうろしているとオフィスに人が1人だけいるのを発見。

とりあえず休みかどうか聞くことに。

俺:「もしかして休み?」
オフィスの人:「うん。休み!雪降るまでは週末だけにするって言うたやん」

とのことで完全に俺の心はバキバキに折られました。

呆然自失状態で誰とも絡みたくなかったので徒歩1時間をボード担いで帰り始めようとすると、

人:「お昼休みまでもうちょいやし俺の車で駅まで送ったるわー、オスロからわざわざ来てくれたのにごめんな」

という完全なる慈悲で引き止めてくれました。

でも昼休みまでは1時間半以上残ってて何もせずに待ってるのも歯がゆいので、厚かましいとは思いつつも

俺:「ここまで来てなんもなしで帰れへんし、歩いて登って滑るわ」
人:「え、歩いて!?でもそれ勝手にやってもらってもなー」

俺:「いやほんまに1回!!1回だけ歩いて登って滑るだけやから・・!!」
人:「お前正気かよ??ちょっとマネージャーに話してみたるわ」

10分後・・・

リフトが動き出した!?!?!?

テスト運行かなんかか?と思ってみていると

謎のスキーヤーが山頂から出現(多分リフトスタッフ?)

謎のスキーヤー:「今から1時間だけ動かしてやるから楽しめ」

俺:「えええええええええええええ感涙」

オスロからわざわざ来た東洋人を哀れに思ってか俺の気持ちが伝わったのか分かりませんが、なにはともあれ俺一人のためにリフトを動かしてくれました。しかもまさかの無料。

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1時間で合計10本くらいを貸し切りで滑らしてもらいました。

ノルウェーの人々の親切さに助けられ、思い描いていたGeiloでの初滑り。

そんな波乱万丈な1日の末、トップの楽しそうな写真が撮れました。
滑った距離も回数も少ないですけど、今までで一番印象に残ったシーズンインになったなー。

アンラッキーだけどラッキー、持ってないけど持ってるてきな。

何やらなにかが起きそうなシーズンのはじまりではあります。

あの頃のハングリーな気持ちを

定休日の時点で滑ることは諦めろということが明白でしたが、僕は歩いてでも登って滑るという思考でした。

斜面を目の前にして一回も滑らずに帰れるかよ、どうしても滑りたい、滑りたい。

その感情だけが渦巻いていました。

その時湧き出てきたその気持ちは紛れもなく高校生の頃に抱いてた「あらゆる手段を使ってでも滑りたい」というめちゃくちゃハングリーなものと同じ。(yahoo掲示板とmixiで知らない人に連れて行ってもらっていた)

25歳になった今でもあの頃と同じハングリーさを失っていないなら俺はまだまだやれる。

そういうアツい感情も思い出させてくれた良いトリップでした。

今週末から日本でもスノータウンイエティがオープンするらしいので16-17シーズン皆さん楽しんでいきましょう!!


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コメント

    • ゆうじ
    • 2016年 10月 20日

    ノルウェーの人、めっちゃ優しいですね!ちょっと感動しました!おれもシーズンインが待ち遠しいです(^^)

      • 西居崇博
      • 2016年 11月 03日

      いやー、僕もびっくりしました!あまりにも人が居なさ過ぎて板かついで哀愁漂う僕の背中に同情してくれたんだと思います。。笑

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