ノルウェー

ノルウェーで先進的な働き方をしてるので紹介します。

どうもノルウェーからたかひろ@nippi_TKです。
仕事において、自由に働く日を決めることが出来て、働く時間を自由に選択できるというのは理想だと思います。
とくにスノーボードをしたり何か好きなことがある人はそっちに時間を費やしたいけど仕事もある程度したい。
そんなパラドックスに悩んだりすることがあるんじゃないでしょうか?僕はいつもそうでした。

基本的に決まった場所に行って決まった仕事をするのが昔ながらの仕事観です。
フルタイムワーカーであれば、フレキシブルな働き方をしたくてもなかなか難しい。現状まだまだそうだと思います。
しかし、テクノロジーの進化(情報端末)によってパートタイムジョブであればかなりフレキシブルな働き方が実践できる時代になってきているとノルウェーで感じています。
実際に北欧、ノルウェーでそういう働き方をしている僕の経験をベースに紹介したいと思います。

今年の1月1日からドイツのスタートアップ企業foodoraという会社で自転車でレストランの料理を宅配する仕事をしています。

まずどんな仕事なのか

企業の紹介は長くなるので省きます。
なのでfoodoraのコンセプトが”レストランの味をご家庭で”ということだけ頭に入れておいてください。

分かりやすく図で説明したいと思います。

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①お客さんがまずfoodoraのアプリを使ってレストランのご飯を買う。
②注文を受けたレストランがご飯を準備する。
③僕たち自転車宅配部隊がレストランまで取りに行って玄関先まで届ける。

という非常にシンプルなモデルです。
このレストランからお客さんの家まで食事を届けるのが僕らの仕事です。

スマートフォンが無ければできない仕事!?!?

この仕事に必要不可欠なのがスマートフォン。
仕事中のバッテリー切れは仕事続行不可能を意味するくらいに大事です(初日理解してなくてやられかけた)
4つのアプリをインストールするだけで、いつでも好きな時間(ある程度)に仕事が出来る準備が整います。

whatsapp(仕事中の連絡、リーダーとのコミュニケーション)

欧米ではLINE並みに一般的なメッセンジャーアプリwhatsapp。
これを使ってチームリーダーとの連絡や、foodora本部とやり取りをすることが出来ます。仕事中のトラブルや急な配送場所変更の連絡も全部このアプリを通して行います。

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slack(業務連絡を行うツール)

foodoraのオスロ支部には200人以上の自転車ライダーが所属しています。
そのライダー達への一斉連絡や業務連絡、シフトのやり取りなどはこのslackというアプリで全て管理されます。

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syftplan(シフト管理)

このアプリでシフトの管理を全て行います。
シフトに空きがある日程と時間がこのアプリに設定されているのでタッチしてリクエストを送るだけで働く日を決めることができます。
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これは今僕が設定してるシフトですね。空きさえあれば当日にねじこむことも可能です。

Driver(注文と配達先を受け取る)

foodoraのオリジナルアプリです。
・商品を取りに行くレストラン
・商品を届けるお客様の住所
が表示されそれに従い仕事をこなしていきます。

基本的に1つの注文は30分以内に終わらせるというのがセオリーです。
・Whatsapp
・Slack
・Syftplan
・Driver
この上記4つのアプリがfoodora4種の神器です。

会議やミーティングの時間ゼロ

これは末端のfoodoraライダーに限ってだと思いますが仕事をするにあたってのミーティングの時間はゼロです。
一回も集まったことありません。
業務内容もやり方も全部PDFで送られてきます。
チームに分けられてるんですけど、リーダーが時間を指定して呼び出すこともありません。
一回どでかいミスをやらかしましたが呼び出しなんてありません。

なぜか?

必要ないからです。

上記で紹介した4つのアプリさえ入れておけばいつでも連絡はつきます。
仕事の評価やフィードバックも全てWEB上で完結です。

実際200人以上のライダーを恐らく常時10人未満の本部スタッフで管理してます。
いちいちおんなじ時間に集めてうんたらかんたらやってたら本部の生産性が落ちるだけですから。
その辺はドライです。
でもこちら側としても無駄に時間を制約されないのでお互いwinwinですよね。

ドライさとホスピタリティの良いバランス

仕事場の雰囲気は全体的にドライな感じです。
面接でも重視されるのはチャリンコをこぐ能力と地図を読み解く能力だけ。
この仕事を通してうんたらかんたらみたいなことは一切聞かれません。
だって要求されている能力は時間内にお客様のもとにご飯を届ける能力があるかどうかだけだから。

でもドライに出来る部分はドライでいい。
パートタイムジョブにドライさ(仕事を遂行する能力)以上のことを求める意味がすでにないんじゃないかと。
それぞれ多様な仕事観や生活観があって、そこに対してfoodoraは何の制約も指摘もしません。大事なのは仕事の能力。

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それ以上を求めたい人にはチームリーダーやもっと上の役職に応募するチャンスも与えられます。そこはホスピタリティ。
めちゃくちゃ配達時間が正確で量が多い人はちゃんと表彰もされるし、チームごとにそういうポイントを競わされてます。
配達数に応じて時給もかなり変わるしみんなサボったりせずにがんがん漕ぎます。
土日は平日よりもかなり時給よくなる。
コミュニケーションは希薄でもモチベーションはちゃんとあげてくれる。
リーダーからは毎週のように今週いけてるね!とかなんか不満ないか?って聞いてきてくれるし。
だからホスピタリティも感じるし、仕事手抜きたいなとか思わない仕組みがちゃんと出来てるんですよね。

全部の業種がこういうこと出来るかって言われると無理だと思うけど、仕組みをスマートフォンで単純化して効率よく働けるようにしてしまうと業務以外の時間やストレスを極限まで減らすことが出来るんだなあと。
foodoraのおかげで、かなりノンストレスで生活費を捻出しつつスノーボードしながら生活できています。

日本で働き方の改革が進まないのは生産性をあげるであろうツールを従来のやり方にこだわって導入しないところもあるだろうなあ。
なぜ長時間労働はなくならない?テキパキ社員が得をする正しい社員制度の必要性
この記事はノルウェーと日本の働き方についてうまく書かれています。ワークスアプリケーションは日本でもフレキシブルな働き方が出来る企業として有名ですよね。かなり良記事だったのでぜひ。

ヨーロッパのワーホリの救世主になるか?

ヨーロッパにワーホリに行ったとして見つけるのが難しいのが仕事です。
英語が母国語じゃない国がほとんどですし、英語だけでは雇ってもらえないことが多いです。

このfoodoraはドイツからスタートして今ではヨーロッパ各国に支部を作ってます。
自転車という資源さえあればどこでもスタート出来るので、自転車カルチャーが根付いてるヨーロッパではかなり広がってます。
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僕はノルウェー、オスロ支部に居るんですが・・・

面接、業務連絡、共通言語は全て

英語!!

そうヨーロッパながら英語しか扱えなくても自転車さえあれば雇ってもらえる可能性が非常に高い。
実際どれくらいの日本人がfoodoraにトライしたか分かりませんが、ノルウェーでは初の日本人らしかったのでまだそこまで知られてないんじゃいかなあと。

だからヨーロッパに長期滞在する際はこのfoodora狙い目かもしれないですよ。
ちなみにオスロ支部は-10度の中を走り回ったりしないといけないので結構タフです。笑
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続く。

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