ノルウェー

一歩を踏み出さないなら何のために生きている?

1年経った。

完全に何も知らない土地に1人で来て1年経った(生き延びた?)のである。

当時、自分で考えてもはっきり言って根拠も算段もない無謀な意味不明な計画だった。
当然それを他の人に「ノルウェーに行こうと思っている」と話せば「正気か?」というような反応とアホだろwっていうある種のエンターテイメントを見ているかのようなリアクションだったと思う。

だからって別に自分の中で決心が揺らぐことはなかった、なかったといえばウソになるが航空チケットも片道だけ買って、会社を辞める宣言した自分はどう考えても後に引き下がれなかった。

一体何が自分をそこまで駆り立てたのか。

”このままじゃ終われない”

ただそれだけだったと思う。そこまで始まってもなかったがとにかく終われないと思った。
何年か上の先輩たちの姿が自分にとって墓場みたいな状態だった。
自分はそうなるまいと思っても知らないうちに近づいていってしまうだろう、ましてや多額のボーナスなんかもらいはじめたらそれこそ居心地が良くなって、年なんてすぐに食っちまう。
気付いたころには飲み屋で「ああすればよかった」なんてことを話し続けるつまらない親父になるのが目に見えていた。
真剣にそう思った。
だからもう決断するしかないと思った。
目を覚ませだの現実見ろなどさんざん言われたが従うつもりはなかった。
でもメンタルは弱いのでこっちに来るときにほぼ誰にも別れを告げなかった。
どうでもよかったわけじゃなく何者でもない自分が恥ずかしくて誰にも会いたくなかった。

でもとにかくいろいろなことを言われたが頭がイッチャッテタので関係なかった。

で1年たった、結果「自分が頭でやりたいと思ってたことは全部やった」のである。
それによって社会的地位が上がったとか(むしろ下がった)大金を得たとかないけど抱えきれないほどのネタは作ったと思う。

誰が大学卒業して入社して一年後の姿がノルウェーの単身移住を想像すると思う?

自分ですらしたことなかった。

入社して8ヵ月後くらいにおもいついた思い付きでこんなに人生の方向性が変わってた。

いま振り返れば最高におもしれーじゃん。そんなやつおらん。

テリエやニコラスとおんなじ大会に出たんだぜ?
Methodマガジンにも名前載ったり(オマケだけど)、Bench heavenのムービー(ワントリックだけだけど)にも映りこめたんだぜ?
ノルウェーのスノーボードメディアが日本人だ!ってフィーチャーしてくれたり。
だからって自分の人生が変わるわけでもなんでもないけど、自分にとってそれがどれだけ嬉しいことかは自分にしか計れない。
その嬉しさとかだけで俺は生きててよかったって思えるんだよなー。

営業成績の良し悪しで生きててよかったなんて思えるように出来てないんですよ。

出来なかったことを振り返ればできなかったことだらけだけど出来たことを振り返れば出来たこともいっぱいあるんだわ。

日本社会的目線からみると一度レールから外れてしまった俺は馬鹿にされたり笑われる対象にあるんだろう。
でもやっとなんだか自分の足で立ってるというかそんな感覚があるんだよなあ。

いつからやる前にいろいろ考えて去勢される体に調教されてしまったのか。
やってみないと分かんないでしょ。
その勢いでこのまま行こう。
それが出来るから俺にも少し価値があるんじゃないだろうか。

続く。

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