仕事と遊びの垣根はないほうがいい。
よく聞くフレーズではある。とくに好きなことを仕事にしている人やフリーランスの人が発しているように感じる。
一方で、仕事とプライベートはキッチリ分けるというフレーズもよく聞く。
どっちがいいかの正解はないから、どっちが良いみたいな結論に持っていくつもりもない。
1つ言えるのは、大学時代に匹敵もしくはそれ以上のおもしろい日常を俺は送っている。
理由は1つ「好きなことに近い」。
これ実は簡単なようで結構実践するのが難しい。
なぜなら仕事とは崇高なものであり好き嫌いの感情が介在することが認められないものであるという概念があるからだ(俺はそう教えられてきた気がする)。
「好きなことを仕事に近づけると嫌いになる」みたいな常套句があるように、本当に好きなこととは出来るだけ離れた位置に仕事を置くことを何故か勧められる。
ちなみに俺も親からは、仕事と好きなことは完全に切り分けるように教育されてきた。
がどうだ、仕事と好きなことがお互い引っ付くととんでもなくおもしろい。
大体好きなことがいっつも目の前にある状態が好きじゃなくなるってそれ好きなことじゃねーじゃん。
今朝とかメールボックス開いたらとあるライダーから問い合わせがあってそれだけで一日ルンルンだ。
オフィスは駒沢公園の近くだからスケボーも出来るし、一周2kmくらいのランニングコースもあって毎日10km走れる。
家はスノーヴァ溝の口の近くだからスノーボードにもいける。
リアルな雪山は遠いかもしれないが、俺は都市でオーバーグラウンドなフィールドでも戦うことに意味があると思ってる。
ノルウェーから帰ってきた理由の1つに、
「社会の外側で戦い続けても影響を与えられる人間の数も外側から手を伸ばした範囲くらいだと思った」というのがある。
どういうことかというと、ずば抜けて突出した能力がなければ外側にいても大した説得力は持たないということ。
もちろんそういう立場でいい人もいるし正しいとかそういう議論ではない。
ただ俺は内側に入り込む能力が自分にはあってそこでブレずに自分を形造って周りに影響を与えられる人間であると思っている。
というかそうなるために生きてる。
だから説得力がついてくるように毎日やるしかない。
自分が身を投じている全てのことを高いクオリティに持っていかないと。
ボヤッとしてる間に30、40あっというまに死んでしまうぜ。
続く。
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