Revision Autopilot

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Revision Autopilot は、WordPress に蓄積された投稿リビジョンを安全に確認・削除するための無料プラグインです。 管理画面の ツール > Revision Autopilot から、リビジョン数と推定容量の把握、投稿タイプ別の削除、テーブルの最適化までを一画面で行えます。 同じ操作は WP-CLI と Abilities API からも呼べるので、人が見ていない場面でも整理を進められます。

Takahiro Revision Cleanup をお使いの方へ: 2本のプラグインは Revision Autopilot に統合され、旧プラグインは役目を終えました。こちらを有効化してから、旧プラグインを停止・削除してください。書き出すものはありません——どちらも同じリビジョンを wp_posts から直接読んでいるので、最初に開いた画面の数値は同じに見えるはずです。旧プラグインと連携していた tnrc_security_event アクションは今も発火するため、既存の監査ログはそのまま動きます。

こんな方におすすめ

  • 長年運用したブログで wp_posts が肥大化している
  • Better Delete Revision が使えなくなり、代替を探している
  • リビジョン削除前にどこに何件あるかを確かめたい
  • 投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプごとに削除範囲を絞りたい
  • 定時実行のスクリプトやエージェントに、整理を任せたい

主な機能

概要全リビジョン数と推定容量、投稿タイプ別の内訳を表示
タイプ別削除投稿・固定ページ・CPT・孤立リビジョンを個別に削除
進捗つきバッチ削除数万件でもタイムアウトしない。途中で中止できる
テーブル最適化wp_posts / wp_postmeta に OPTIMIZE TABLE
WP-CLIスクリプトと cron のための3コマンド
Abilities APIエージェントのための機械可読な ability(WordPress 6.9+)
Revision Autopilot の管理画面。リビジョンの総数・推定容量と削除操作を一画面で表示
管理画面(ツール > Revision Autopilot)— 総数・内訳・削除を一画面で

安全性への配慮

項目内容
削除対象revision 投稿タイプのみ(公開済み記事は対象外)
削除 APIWordPress 標準の wp_delete_post_revision() を使用
権限閲覧は edit_posts、削除と最適化は manage_options(どちらもフィルタ可)
実行前の確認画面の違う場所で2回。いずれも削除件数を明示(JavaScript を切っていても動作)
CSRF 対策nonce と権限チェック。ability と WP-CLI は各自で権限を確認
レート制限画面からの破壊的操作は 30 秒クールダウン
バッチ上限1 回の呼び出しで最大 1,000 件。結果が残り件数を返す
最適化の対象wp_posts と wp_postmeta の2つに固定(許可リスト)
ご注意: 削除したリビジョンは元に戻せません。実行前にバックアップを取得してください。

Better Delete Revision との違い

Better Delete Revision は 2022 年に WordPress.org から削除されました(セキュリティ上の問題)。 本プラグインは同様の「リビジョン確認 → 削除 → テーブル最適化」の流れを継承しつつ、 投稿タイプ別フィルタ・中止できる進捗つきバッチ削除・現行のコーディング規約とセキュリティ対策を追加しています。

画面を使わずに動かす

管理画面だけで完結させても構いませんが、同じ操作をコマンドからも呼べます。

wp revision-autopilot count
wp revision-autopilot delete --scope=post --limit=100
wp revision-autopilot optimize

--dry-run は何も触らずに対象だけ報告します。--all は何も残らなくなるまで上限付きのバッチを繰り返すので、cron に置けば人が見ていなくても片付きます。 WordPress 6.9 以降であれば、同じ操作を ability としても公開しています。ability を発見できるものであれば何であれ、何を受け取って何を返すのかを理解し、実行が許可されているかを確かめ、構造化された結果を読み取れます。

画面・コマンド・ability の3経路は同じコードの上に乗っているので、どこから呼んでも結果は同じです。

動作環境

  • WordPress 5.9 以上(WordPress 7.1 でテスト済み)
  • PHP 8.1 以上
  • ability の利用には WordPress 6.9 以上(それ未満では登録されないだけで、画面と WP-CLI は同じように動作)
  • マルチサイト: 未対応

インストール方法

  1. 管理画面 → プラグイン → 新規追加 → 「Revision Autopilot」で検索 → 今すぐインストール → 有効化
  2. または WordPress.org のプラグインページから ZIP をダウンロードし、wp-content/plugins/ にアップロードして有効化
  3. ツール → Revision Autopilot を開く

よくある質問

公開済みの記事も消えますか?
いいえ。削除されるのはリビジョン(post_type = revision)のみです。削除の前に候補はすべて wp_is_post_revision() で確認されます。
削除を取り消せますか?
できません。データベースバックアップからの復元が必要です。
一度に何件まで削除できますか?
1 回の呼び出しで最大 1,000 件です。画面から実行した場合は自動的にバッチが繰り返されるので、何万件あっても押すボタンは1回で済みます。進捗バーが1バッチごとに残り件数を伝えます。
削除の途中でやめられますか?
はい。進捗の横の「中止」を押すと、進行中のバッチが終わった時点で止まります。すでに削除されたぶんはそのまま残り、もう一度実行すれば続きから進みます。
リビジョンを削除してもデータベースが小さくなりません。
行を削除してもテーブルのファイルは縮みません。縮むのは OPTIMIZE を実行したときだけです。削除の後にテーブルの最適化を実行してください。
日本語で使えますか?
はい。日本語の翻訳を同梱しているので、サイトの言語設定が日本語なら管理画面も日本語で表示されます。
コマンドラインを使わないといけませんか?
いいえ。すべてツールメニューの下の画面にあります。WP-CLI と ability は、人が見ていなくても整理が進むべきサイトのためにありますが、どれも必須ではありません。

無料・GPL ライセンス。WordPress.org 公式ディレクトリからインストールできます

WordPress.org で無料ダウンロード

開発者について

本プラグインは Takahiro Nishii が開発・保守しています。 WordPress サイトの運用・自動化(スクレイピング、REST API 連携、セキュリティ強化)を中心に活動しています。 なぜ2本作って1本に畳んだのかは 開発ストーリーに書きました。

プラグイン名: Revision Autopilot
バージョン: 1.0.0(2026年9月時点)
ライセンス: GPLv2 or later
配布ページ: WordPress.org 公式ディレクトリ
ソースコード: WordPress.org Trac