WP_POST_REVISIONSでリビジョンを制限する方法と限界

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最終更新: 2026年7月12日 | 執筆: Takahiro Nishii

結論: wp-config.phpdefine('WP_POST_REVISIONS', 5); と書けば、リビジョンを直近5件だけに制限できます。false で無効化、数値で件数指定です。ただしこれはこれから作られるリビジョンにのみ有効で、すでに溜まった分は減りません。予防と掃除は別に考える必要があります。
私は最初、WP_POST_REVISIONS を設定すれば過去のリビジョンも整理されると思っていました。ところが設定後も wp_posts の行数は変わらない。この定数は「これから」しか制御できず、既存の山はそのまま残る。ここを取り違えると、いつまでも DB は軽くなりません。

WP_POST_REVISIONS とは?

WP_POST_REVISIONS は、1記事あたりに保持するリビジョンの上限件数を決める定数です。デフォルトは true(=無制限)。wp-config.php/* 編集をやめましょう */ の行よりに記述します。

具体的な書き方は?

直近5件だけ残す場合:

define('WP_POST_REVISIONS', 5);

リビジョンを完全に無効化する場合:

define('WP_POST_REVISIONS', false);

無効化すると過去版に戻せなくなるため、3〜5件残すあたりが実用的です。オートセーブ(自動保存)はこの制限とは別枠で1件保持されます。

すでに溜まったリビジョンはプラグインで掃除

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この設定の「限界」はどこ?

最大の注意点は、WP_POST_REVISIONS既存のリビジョンを削除しないことです。あくまで「今後の保存数」を制御するだけなので、これまで無制限で溜まった分はそのまま残ります。

  • 過去分は減らない — 別途、削除作業が必要
  • 件数を下げても即反映されない — 次回更新時から超過分が整理される挙動
  • サーバーによっては編集不可wp-config.php にアクセスできない環境もある

つまり「予防(この定数)」と「掃除(既存の削除)」は役割が違うのです。まずリビジョンの仕組みを押さえたい方は WordPressのリビジョンとは?もあわせてどうぞ。

既存のリビジョンはどう減らす?

溜まった分は、専用プラグインでプレビューして確認してから削除するのが安全です。Takahiro Revision Cleanup なら、削除前に対象を一覧で確認でき、公開記事に触れずにリビジョンだけを消せます。

既存リビジョンの総数と推定容量を確認できる概要ダッシュボード
まず件数を把握してから削除(Takahiro Revision Cleanup)

よくある質問

設定したのにリビジョンが減らないのはなぜ?

WP_POST_REVISIONS は今後の保存数のみを制御するためです。既存分は別途削除する必要があります。

無効化(false)と 0 は同じ?

実質どちらもリビジョンを残しませんが、環境によって挙動差があるため、確実に無効化したい場合は false を使うのが無難です。

wp-config.php を触るのが不安です

編集前に必ずバックアップを取り、記述位置(「編集をやめましょう」より上)に注意してください。難しければプラグイン側の設定で件数管理する方法もあります。